去年まで、哲学科にいた。面白かったしそこそこ勉強はしてた。
で、あるとき院生の人と話したのが、本や論文を読むのは、自分が進歩している気がなかなかしなくて精神衛生上よくない、ということ。論理学や語学はできることが増えていくから精神衛生上いい、ということ。そういうこともあって専門とはあんまり関係ない論理学をちょくちょくやってみたりしてた*1


今年はいろいろあって情報工学科にいるのだけれど、この分野はめちゃくちゃ精神衛生上よいと思った。その理由は3つ。
自分ができることが明らかに増えていくっていうことがまずひとつ。*2
プログラム書くのっておもしれーなーってのがひとつ。*3
さらにはそれと自分よりすごいひとがゴロゴロいて*4、自分もがんばんなきゃなーって気持ちになるってのがひとつ*5
武器が増えたり、レベルがあがってるのがある程度わかるってのは、RPGっぽい*6


と、まあ、自分が選んだ選択肢はそんなにまちがってないっていうのを自分に言い聞かせてみる。どっちもやってることはそんなにかわんないし。

*1:語学はやっていない。というか語学が嫌いってのが、哲学科を離れたひとつの理由だったり。ただ、今考えると、本を読むってのは無駄じゃなかったと思う。当時はなかなか考える能力がつかないと思って、絶望的な気分になったりしてたけど。

*2:例えば、今日は、末尾再帰の書き方をマスターした、とか。

*3:書いたものが動くとやっぱり気持ちいい。

*4:正確には、すごいひとの存在がみえやすい

*5:もちろん、他人はあんなにすごいのに自分は…っていうへこみかたもするんだけど。というかそっちのほうが多いんだけど。

*6:ゲーム脳